研究内容

自律的に情報を探索・分析し、次にとるべき戦略を考え、自らの振る舞いを変更することで目的を達成する自己適応システムやマルチエージェントシステムの実現を目指しています。また、ソフトウェア開発を自動化する技術や、ユーザの要求を自動抽出する技術など、自律ソフトウェアをデザイン、実装する次世代ソフトウェア構築技術についても研究を進めています。
個人情報が含まれているデータを安全に活用するための技術である、プライバシ保護データマイニングの研究に取り組んでいます。現在は特に、複数のデータ保有者が協調してプライバシを保護しながらAIモデルを構築する連合学習に注目して研究を行っており、プライバシ保護と有用性を両立する新たな技術の開発を目指しています。

研究室生活
- 基本的に平日に研究室へ来て各自の研究を行い、各学年ごと毎週1回のゼミにて研究の進捗や近況を報告します。
(ゼミの開催曜日については各学年ごと年度初めに希望を募って決めます。)
- 最初は自分の研究テーマを決めるために複数の論文を調査してゼミで発表を行います。夏ごろに自分の研究テーマを決定したら、研究テーマのブラッシュアップや実験の実装、論文の執筆を進めます。
- 学部生は国内の研究会での発表、修士の学生は国際会議での発表及び論文誌への投稿を目指します。
